お祝いの食事について聞かれると真っ先に思い浮かぶ「赤飯」。
赤飯が登場する人生のお祝い事は、妊娠中の帯祝いから長寿のお祝いまで度々あります。
ここでは赤飯がなぜお祝いの席に用意されるのか、どんな時に赤飯を用意するのかご紹介します。
予想以上の登場回数に驚きますよ!
赤飯の歴史は?そもそも赤飯をお祝いの席で食べるのはどうして?
ふっくらモチモチして美味しいお赤飯ですが、いつから食べられるようになったのでしょうか?
実はその歴史は古く縄文時代にルーツがあります。
縄文時代に中国から伝わったお米は赤米で、炊くだけでお赤飯のような色になりました。
赤は古くから呪力があり、災いを避ける力がある色とされています。
また、お米自体が貴重な物であったため、お供え物として赤米は使用されてきました。
その後、お米の品種改良が進み現在のお米に変わっていきましたが、赤いご飯を供える風習が根強く残っていたため代用品として小豆などを入れて蒸したお赤飯が広まったとされています。
そこから現在も、邪気を払い魔除けの意味を込めてお祝いの席やめでたい日に振る舞われるようになっています。
赤飯を食べる節目の日や行事の一覧
お祝い事に欠かせないお赤飯!
その登場回数はとても多いので、ここでご紹介しますね。
お赤飯を食べる節目の日
※11月23日の勤労感謝の日は「お赤飯の日」
お赤飯の歴史と伝統の継承を目的として制定されました。
お赤飯を食べる人生の特別な行事
- 帯祝い
- 出産祝い
- お食い初め
- 七五三
- 入学・卒業祝い
- 成人のお祝い
- 就職祝い
- 上棟式・新築のお祝い
- 引っ越し祝い
- 還暦祝い
- 古希祝い
- 以降の長寿(喜寿・米寿・・・)のお祝いにも!
簡単にお赤飯を用意したい
せっかくなので作ってみたいけれど、作る時間がなさそう・・・
お赤飯は本来手間がかかります。
でも、大丈夫!
今はとても便利なものが通販やスーパーに売ってありますよ!
お赤飯の昔ながらの作り方は、ゆでこぼした後の小豆の煮汁にもち米を漬けて蒸して…と、手間がかかるものです。
しかし、お赤飯を食べるようなハレの日には他にも用意するものがたくさんあります。
用意するのは食事だけではないため、お赤飯だけに割く時間はありません。
そこで家の炊飯器でサッと作ることをオススメします。
スーパーでは、お米と一緒に炊くだけのお赤飯の素が売ってあります。
これをもち米と一緒に炊くとお赤飯の完成です!
ただ、もち米は最小2キロ単位で販売されていることが多く、お赤飯のためだけに買うと余らせがち。
使い切れる自信のない方は、通販で使い切りセットを購入することをオススメします。
ちょっとしたお祝いのプレゼントにしても喜ばれますよ!
コメント